中学生の教科書 Africa Rwanda
中学生の英語の教科書 Here We Go!3年 アフリカのルワンダという国の小学校の様子が紹介されていました。
世界の学校生活 を紹介した中の1つです。
教室や先生の数が足りないことなどから、日本の小学校とは全く違う時間割です。
生徒とここを学習している時、
以前に私自身が多読で読んだ児童書を思い出しました。
「I Will Always Write Back」
How One Letter Changed Two Lives
Caitlin Alifirenka & Martin Ganda with Liz Welch
「かならずお返事書くからね」
ケイトリン・アリフィレンカ マーティン・ギャンダ
編集 リズ・ウエルチ
訳 大浦千鶴子
この話は アフリカのジンバブエの田舎に住む14才の少年と
アメリカの12才の少女ケイトリンが、学校の課題として文通をはじめ、
それが二人の人生を大きく変えていった実話です。
ジンバブエでは貧困から抜け出すには教育、しかし日本やアメリカでは義務教育の年齢にあたる年令でも学費が払えないと学校から追い出されてしまいます。
父親が仕事を失って、マーティンは文通をするための、便箋も封筒も切手代もなくなって、とうとう返事をかけなくなってしまいました。
マーティンは働きに出ているところで拾った食べ物の包み紙に手紙を書いて出しました。
はじめは、ケイトリンと同じような生活をしている子どものふりをして手紙を出していたマーティンですが、彼の窮状はケイトリンの知るところとなりました。
そしてパタリと手紙が来なくなってケイトリンはとても心配します。
ここからのケイトリンの行動が心を打つのです。
友だちとショッピングモールでアクセサリーを買うことなど何の興味もなくなり
どうしたらマーティンを学校に戻してあげられるのか、必死に考え行動し始めます。
視野が広がり人を思う気持ちが大きくなっていくのですね。。。
そしてそのあと、マーティンが意を決して書いたSOSの手紙を受け取るのです。
涙で、両親に自分の大学の学資をマーティンに送りたいと訴えます。
その時の家族の豊かな食卓の描写も、マーティンの現状と比べて考えてしまうシーンです。
マーティンが「アフリカにはただのものなんかないよ。」という言葉も印象に残っています。
彼の母親が体調を崩して病院に行く場面も忘れられませんでした。、
病院では、ここには薬がないから、外の露店で薬を買ってくれば治療する、と言われるのです。
そしてもう1冊、こちらはまだ読んでいる途中ですが、やはり貧困から抜け出そうと学びを続けるアフリカのマラウィの少年の話です。
次の投稿に分けますね。
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